前回の記事で、広大地評価の改正について述べました。「地積規模の大きな宅地の評価」という表現になるようです。広大地評価の改正にどのように対応するべきでしょうか。

広大地評価改正で得られるメリット・デメリットは?

残念ながら、改正前と改正後でどちらが有利かは一概に言えません。しかし、形の整った土地は評価額が大幅に上がってしまうかもしれません。この改正が適用されるのは平成30年1月1日以降に相続などで取得した土地です。もしも改正によって評価額が大幅に上がってしまう場合は平成29年中に贈与することを検討されてはいかがでしょうか。

平成29年度中に贈与を行う際の選択について

贈与税の負担を考えて相続時精算課税という贈与の方法を選択した方が良いでしょう。支払った贈与税は相続税の納税時に差し引かれます。いわば相続税の前払いのようなものです。一旦贈与すれば評価額が固定されるので相続税を計算する際は平成30年以降であっても平成29年に贈与した際の評価額を使うことができます。

広大地評価の論点は非常に専門性が高い論点ですので、適用を検討される場合は相続税の専門家に相談されることをお勧めします。